昨日加古川での本番を終えて帰京しました。指揮の金聖響氏とは加古隆氏の熊野古道のレコーディング以来二度目。情感たっぷりのブラームスの4番でした。
ブラームスの4番はemollという交響曲ではあまり少ない調性なんですが、これがなかなか美しくもあり難しい。ソロは少ないけれど、音色感も難しく、試行錯誤の連続でした。こういう曲をウィンナーオーボエでの演奏を聴くと本当に素晴らしい。まあ楽器が違うわけですから仕方ありませんが、そういうイメージを湧かせてくれる良い機会に鳴りました。
本番会場のアラベスクホールはとても素晴らしい音響のホールでいかにも木でできているホールでした。
明日からは宮城入りしてアウトリーチ活動してきます。地元ですがどんな新しい出会いがあるか楽しみです。